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リンゴノキ的★ジャイアンシチュー!


もう、後には引けんのよ。


材料紹介♪
小学館、てんとうむしコミックス「ドラえもん・13巻」によれば、

ひき肉。タクアン。にぼし。大福。ジャム。そして、イカの塩辛。これらが必須らしい。
これで一体どうやってシチューを作れっていうんだ??
常人には思いも及ばない感性、さすがジャイアン、底が知れない大物振りだな。
本来は不本意なのだが、シチューらしくするため、
人参、ジャガイモ、玉ねぎは入れて、ダシは煮干の代わりにほんだしを使った。
ジャイアンはワザワザ材料を買いになんか行くワケねぇ。

「あるモノで間に合わす」

こんなんで本当にシチューになんのか?超・不安。



イキナリ投入ッ!
今回のコンセプトは、

「ジャイアンなら、きっとこうするだろう」

通常、野菜は火が通りやすい大きさに切って、先に軽く炒めると思う。
だが、ジャイアンは回りくどいのがキライなはず!
ナベが沸騰したら、豪快に投入ーッ!
人参の皮も剥かないどころか、タマネギすらこの大きさだ。

「みじん切り?何だそれ」

さすが、漢の料理。



ほんだし投入ーッ!
さて野菜もイイ具合に火が通って来たぞ。お次はほんだしの出番だ。

「ほん〜だし〜かつお丸〜」

このときはまだ、鼻歌を歌う余裕もあったのだが・・・。
おおお、なんだかウマそうなニオイだなオイ。
それもそのはず、この時点では、マダマダ普通だからな。

・・・嵐の前の静けさ、という表現がぴったりだ。



ひき肉登場ーッ!
続いて、ひき肉の登場である。
全くの偏見だがジャイアンの家は、おそらくそんなにいい肉は使ってねぇだろう。
それに基づき、イトーヨーカドーにて、グラム100円の豚ひき肉をチョイス。
こういったコダワリが、時として漢の料理には必要なのだ。
これを解凍せず、全くほぐさずに丸ごと投入ッ!
何故かって?だって、

「ジャイアンなら、きっとそうするだろうから」



・・・・・まだ引き返せる。
モノすごい、アク・・・。

でも当然すくわない。
だって、ジャイアンだからな。
画像にマウス当てるとインタラクティヴにアクが登場。

ウエ〜〜〜・・・。



マジで大福。 〜悪夢へのプロローグ〜
あああ。
入れるんかマジで。
コレを入れたら、もう後には引けねぇ。

大福☆投入!

アンがカタマリのまま残ってしまうのを防ぐため、パックリ割ってから投入。
シチューに甘いものって、合うんか?

アンもそうですが、「皮」がなかなか溶けてくれねぇ。



ソントン君も裸足で逃げ出す。
ソントンのいちごジャムだ。大体100円くらいで売ってる。
うーん、あま〜いイチゴの匂い・・・。
これを、おおさじ超ヤマモリ2杯ヤッちまう。
カップの脇に描いてあるソントンくんがナニ気にかわいい。
ごめんな、ソントンくん。恨むならジャイアンを恨んでおくれ。

キミはおいしかった。キミだけならば。

ちなみにブルーベリーもあったりする。



深く考えたら負けだ。
さて、調理も佳境に差し掛かった。台所はジャムの甘酸っぱい匂いが充満しておる。

そして、タクアンの出番だ。

当初はタクアンを丸ごと一本用意するつもりだったのだが、
それはサスガにもったいねぇから お得な漬物セットを使用してみた。
コレなら初めから切ってあるし、お手軽リーズナブル!
ジャイアンも納得の合理的なチョイスだ。おれってあったまイイ♪
タクアンのほかにも、ナス、きゅうり、カブなど大変豪華なラインナップ。
カリッ!うむ、うまい!

なぜ、煮込まなければならないんだ。



ゼンゼン隠れてくれない隠し味。
本日のメイン・ゲスト、いかの塩辛!
薄く切った大根に乗っけて食うと、酒のツマミに最高♪
パッケージには、
まろやか仕上げ
と、いかにもまろやかっぽい字体で書いてある。
こいつが果たして吉と出るか凶と出るか?

・・・・・先に言うのナシ。



誰かオイラを止めてくれ。
あああ、ああああ・・・・。
ナベの色が、みるみる変わって行く・・・・・!!!
入れた途端に辺りのニオイがさらに一変、
まるで真夏の生ゴミのニオイそのものだぁ〜〜(TT)

イチゴジャムの甘酸っぱいニオイと、塩辛の生臭さが織りなす禁断のハーモニー。

新鮮な材料しか使ってないハズなのに・・・・、なんでだ!?
こんなナマ臭いナベは、今だかつて知らねぇ!
次から次へと色といいニオイといい、
全く展開の読めない漢の料理、ついにクライマックス!



救世主★登場ッ!イエイッ♪
しかしここで救世主登場!
その名も、
ハウスの「ミクス・シチュー」と、S&Bの「おろしたて生にんにく」だッ!
あの耐えがたい見事なニオイと色合いを中和出来るのは、
もうコイツら以外に出来やしねぇ。
頼む、人間が食える料理にしてくれ;:

はかない期待を込めて、最終兵器・投入準備、完了!



善戦むなしく(TT)
ナベの中の色が分かるだろうか?
ミクスシチュー、おろしにんにく、
完敗。
それでも臭う、イカの塩辛臭。
それでも負けない、塩辛の色。
高貴なムラサキじみた彩りのなか、家中に漂う
「あまクサイ」塩辛のニオイ。
思わず写真もブレる出来栄え。



それでも、完成ッッッ!!!おえええええッ!!
ついに完成!こ・れ・が!泣く子も引きつるジャイアンシチューだッ!!

そのムラサキじみた色合いといい、類まれなる独特の香りといい、
イカの塩辛が存分にその存在を主張。
ところどころに見え隠れしている白い物体は、大福の皮。
ひき肉は完全に硬化しているッ!

タクアン、ジャム、あんこ、塩辛、といった独創的かつ多彩な食材。
それら全ての風味が生きているのにも関わらず、

全てがつかみ合いの大ゲンカをしている。

まずその独特の香りがハラペコのカラダをノックアウト。
ひとたび口に運べば、ツン!としたイチゴのフルーティーな香りとともに、
「ねりょっ」とした舌触り。大福の皮がタクアンにまとわりついて一体化。
さらに畳み掛けてくる塩辛特有のコクとまろみ。
勇気を振り絞って飲み込んでも、
いつまで経っても口の中に残りつづける塩辛のニオイ。

文字通り犬も食わねぇ絶妙の逸品と言えよう!





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